断熱リフォーム6つのメリット  断熱リフォーム6つのメリット

断熱リフォーム
6つのメリット

断熱リフォームには、
家を快適にするだけじゃないメリットがたくさんあります。
これからの生活をより良くする断熱リフォーム。
その効果を知ってくださいね。

  • 1 快適
  • 2 健康
  • 3 経済的
  • 4 騒音の解消
  • 5 家の寿命
  • 6 環境貢献

断熱リフォームのメリット1

快適 「日々暮らしやすくなる断熱」

■部屋の温度/快適な空間

断熱ができていない気密性の低い部屋では、温かい空気は天井に近いところに溜まり、隙間風のため部屋の空気はなかなか温まりにくく、足元は温度が低くなります。しっかりと断熱することで、足元まで暖かい快適な空間になります。

断熱された部屋の温度
断熱されていない部屋の温度
断熱された部屋の温度

■快適な空間は学習や作業効率も上がる

学習などの効率を高める上で、お部屋の温度・湿度は重要な要素です。効率を高める室温は25°Cと言われています。断熱性の悪い部屋では、足元が冷えるため過剰に暖房し、部屋の上部が暖かくなりすぎることで、集中力が低下します。しっかりと断熱された部屋は、全体の室温を一定にできるため、学習や仕事などの作業効率もアップするんです。

断熱リフォームのメリット 2

健康 「家を断熱することは家族の命を守ること」

■夏の「熱中症リスク」を軽減

熱中症にかかる場所は、意外にも住宅内が第1位

熱中症の発生場所

「熱中症」と聞くと、暑い屋外で発生すると思われがちですが、意外にも発生の場所の61,4%は家の中なんです。

*熱中症とは高温多湿な環境下において、脱水による体温調節 機能が乱れままいや吐き気、意識障害を起こす健康被害です。

熱中症
熱中症の死者数と暑さの関係

地球温暖化の影響で暑さは増し、猛暑日となる日も年々増えています。それに伴い、左の表でも分かる通り、熱中症での死者数も増加の一途。多い年では1700人にもなり、その6割の1000人以上の方が、家の中で暑さのために亡くなっています。地球温暖化は、これからまだ進んでいくことを考えれば、家を断熱することは家族の命を守ることなのかもしれません。

■冬の「ヒートショック リスク」の軽減

ヒートショックで亡くなる方は、交通事故での死亡者数の約6倍。 入浴事故の約8割がヒートショックによって発生していると言われています。

*ヒートショック とは
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患(脳内出血・大動脈解離・心筋梗塞・脳梗塞など)が起こる状態。

入浴中の死亡事故と交通死亡事故

ヒートショックは家の中の温度差が原因

ヒートショックは 寒い時期に 多く発生しています。断熱性の低い家では、暖房を使っている部屋とそうでない部屋との 温度差が大きくなるため、リスクが高まります。

家の中のヒートショックが一番多いのは入浴時

急激な温度変化が体に負担を掛け、さらに湯船に入ることで急激に血圧が下がり、意識が遠のき、湯船から出て、さらに血圧が下がることがヒートショックの原因とされています。

健康的な成人男性が入浴した時の血圧の変化(例)

■家と家族の健康を害する結露を防ぐ

体調不良と家が腐ってしまう最大の要因と言われる「結露」。空気は温度によって含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が異なり、暖かい空気ほど多くの水蒸気を含むことができます。暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされ、「飽和水蒸気量」を超えると余分な水蒸気が水に変わる。これが結露の正体です。

結露の正体
住宅の結露

住宅の結露を防ぐポイントは室内の表面温度を下げないことが一番重要。 建物全体の断熱性を高め、家の中に冷えた部分をつくらないことで、カビやダニやアレルゲンの原因となる結露を防ぐことができます。

断熱リフォームのメリット3

経済的 「断熱リフォームは省エネリフォーム」

下のイラストは、断熱性能の低い家と高い家で、エアコン暖房をつけたときの部屋の温度分布を比較したものです。

断熱性の高い部屋の消費熱量は、低い部屋の29,9%の熱量で、ムラなく部屋を温めることができるので、空調が効率よく効きます。

■断熱性能の低い家(一般住宅)と高い家(高断熱住宅)の冷暖房費比較

年間冷暖房費との差額

断熱リフォームによって、空調効率が格段にアップ!それによる光熱費の大幅ダウンが可能になります。断熱住宅の調査では、年間の差額は127,000円!これからの30年間で3,810,000円という金額に☆経済的にも快適な暮らしになるということですね♪

  • ※1:省エネ基準(平成27年)における断熱地域区分の6地域に該当する延べ床面積120㎡の戸建て住宅を想定して算出しています。
  • ※2:昭和55年省エネ基準相当の断熱レベルの木造戸建住宅を表します。
  • ※3:実際に家を建てる地域より1段階寒い地域でも省エネ基準に適合するように、断熱性能を強化した住宅を想定しています。
    • 例) 東京で仙台の基準をクリアする断熱性能を想定。

断熱リフォームのメリット4

騒音の解消 「外の音も、自分の家の音も気にしなくていい生活」

家の立地によっては、様々な騒音の問題が
あります。
近隣の道路を走る車の音や、通りを通る人の声、隣の家の音楽。
そして、自分の家の子供や赤ちゃんの泣き声、ピアノの音が騒音になっていないか不安という方もいらっしゃると思います。

吸音性が高い断熱材を使用し気密性の高い構造である高断熱高気密住宅では、外部からの音を一定レベル以下に抑えることができるんです。外部からの音を防ぐには、外壁などで音を防ぐ「遮音」と、遮音で跳ね返し切れなかった音を壁の内部で吸収する「吸音」を組み合わせます。もちろん、外の音を防ぐだけでなく、家の中の音も外に出しません。家族間のプライバシーも守れて、静かな環境で心地よい生活ができます。

騒音の解消

断熱リフォームのメリット5

家の寿命 「家の健康寿命」

家の寿命はどのくらいかご存知ですか?
戸建て木造住宅の寿命は、国土交通省の発表によると27年から30年とされています。実はこの数字は、正確にいうと新築されてから取り壊されるまでの築年数の平均。家は手を入れる、リフォームすることで、寿命を伸ばすことができます。ただここでいうリフォームは、壁のクロスを張り替えたりする一般的なお化粧リフォームではなく、家の性能をアップするリフォームで、代表的なものが「耐震リフォーム」と「断熱リフォーム」です。

断熱リフォームでは、断熱材を壁に入れることで建物を強化し家の健康の大敵である湿気・結露を防ぎ、家の健康寿命を伸ばしてくれます。

断熱リフォームのメリット6

環境貢献 「未来のために今できること」

大量のCO2排出によって人の住めない地球へのカウントダウン

長年、人が排出してきたCO2によって地球環境は悪化し、気温の上昇、それによる台風の大型化や世界の森林火災、氷河の溶解、干ばつ・砂漠化など、様々な問題が起こっていて、このままでは地球は人の住めない星になるとも言われているんです。

SDGs
持続可能な開発目標

SDGs 持続可能な開発目標

その地球温暖化を回避しようと、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なもの。日本は現在、菅総理が「今日2050年かーボンニュートラル 」の目標を打ち出し、建物の省エネ化、2035年のガソリン車販売禁止など国を上げて地球温暖化問題に取り組んでいます。私たち奈々ホームもSDGsに賛同し、次世代の子供たちに豊かな地球を残すため、自分たちのできる取り組みとして、「住宅のCO2削減」に積極的に努力しています。

SDGs 持続可能な開発目標

例えば、もしあなたがリビングを断熱リフォームしてくださると、年間で排出するCO2を274kgも削減することができます。

スギの木19本分に相当!

「SMASH」(財)建築環境・省エネルギー機構)を用いて、リビングにおける年間冷暖房削減効果を算出

例えば、内窓を取り付けたり、高性能窓に替えるだけでもCO2を削減することができます。

住宅一棟のCO2排出量と削減率(%)

奈々ホームの目標は「私たちの会社がある一関市の既存住宅を全て高断熱の省エネ住宅にすること」です。
自分の暮らしはもちろんですが、これからの未来の地球・子供達ためにぜひ、断熱リフォームに取り組んでください。

代表取締役社長 千 葉 正 樹

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